診断メッセージをインライン表示する

選択したファイルのソースコードが、GUI中央にあるエディタに表示されます。 [解析結果一覧] パネルで選択したソースラインがハイライト表示されます。

診断は、エディタ内の左側に表示されているアイコンでマークされています。 アイコンの色は診断結果の重要度により色分けされています。 赤 - エラーメッセージ、黄色 - 警告メッセージ、緑 - ユーザメッセージ、青 - インフォメーションメッセージ

メッセージは、それぞれ対応する診断とエディタ内で紐づいています。

アイコンを選択すると、関連するすべての診断メッセージとヘルプへのアクセスを含んだ別のテキストボックスが表示されます。

可視化された抑止メッセージも、ポップアップウィンドウに表示されます。 抑止のタイプはメッセージの先頭に表示されており、行全体がそのタイプの色に色分けされています。

  • コメントによる抑止(オレンジ)
  • プラグマによる抑止(緑)
  • Dashboardによる抑止(赤紫)
  • ベースラインによる抑止(紫)
  • 上記の複数の抑止(赤)

エディタを利用することで、即時の再解析を実行する前に迅速にソースコードを変更することができます。 エディタのツールバーには、通常のエディタと同様に切り取り、コピー、貼り付け、保存、更新、検索機能が用意されています。

エディタで [CTRL+F ]をすることにより検索ボックスをフォーカスすることができます。エディタに複数の一致がある場合、 [Enter]または、 [Shift+Enter]で結果を前方、後方にナビゲートすることができます。より適格なナビゲーションには[大文字小文字を区別する]ボックスにチェック入れ、検索を行います。

また、タブを右クリックすることで表示されるコンエキスとメニューからは、以下のファイル操作を行うことができます。

  • 閉じる
  • すべて閉じる
  • 選択中のタブ以外をすべて閉じる
  • 保存
  • 含まれるフォルダを開く
  • ファイルパスをコピー
  • [ファイル]パネル内の強調表示
コンテキストメニューにはステータス依存のメニュー項目があります。
  • 解析:ファイルが保存されているが、期限切れまたは、解析結果のないとき
  • ファイルを削除:常に表示されている
  • ファイルを保存して解析:ファイルがエディタ内で変更されているとき
  • プリプロセス済みのファイルを開く: <file name> :このファイルのプリプロセス済みのソースがすでに生成されているとき
  • ソースファイルを開く: <file name> :ファイルがプロセス済みのソースであるとき
  • カーソルが置かれたソースファイルを開く: <file name> :ファイルがプロセス済みのソースであるとき
ファイルのプリプロセスの方法については、[解析(N)]メニューの「解析したファイルのプリプロセス済みソースファイルを生成する」を参照してください。

開いているファイルの移動は、[CTRL]キーを押しながら[Tab]を押すと前方へ、[CTRL]+[SHIFT]キーを押しながら[Tab]を押すと後方に移動することができます。 [CTRL]キーを押しながら[W]を押すと現在のタブが閉じます。


ソースコードに抑止情報を追加したい場合は、 QACPerforce QAC for C、 QACPPPerforce QAC for C++ それぞれのコンポーネントマニュアルを参照してください。